チュートリアル

題目 イチから始めるAI実験
日時 9/20(金)14:30~17:00 (休憩10分)
会場 N302
大分類 3.光・フォトニクス
内容 深層学習を中心としたAI技術の発展は目覚ましく、生活の様々場面での活用が進んでいます。AIは今後研究の現場で必須技術のひとつになると思われ、今AIを活用されていない方も、その特性を体感しておくことは有用なことです。講師は脳研究にAI技術を活用しており、ゼロからシステムを立ち上げた経験を持ちます。本講義では、その経験を元にして、AI開発環境を立ち上げから、AIが学習していく様子、学習後のネットワークの能力を検証していきます。対象は、AIに興味はあるけど触れたことのない方になります。プログラムや数学の知識は必要ありません。講義を通じてAIとはどのようなものかを体感していただくことを第一の目的とします。春の応用物理でのチュートリアル(ゼロから始めるAI実験)では、OSからのシステムの立ち上げを行いましたが、今回は出来るだけ基本的なセッティングの解説は省き(テキストは用意します)、深層学習実験の本質的で面白い部分をお伝えできるようにする予定です。
講師名・講師略歴 渡辺 英治(基礎生物学研究所)
「略歴」
基礎生物学研究所・准教授、総合研究大学院大学・准教授、工学博士。1986年大阪大学理学部卒業。1991年大阪大学大学院基礎工学研究科修了。日本学術振興会・特別研究員、科学技術振興機構・さきがけ研究21研究員などを経て、1998年より現職。趣味は音楽鑑賞、古代史研究。
「専門」
神経科学、知覚心理学
題目 「半導体デバイス:その動作原理を物理の基礎から理解する」
―― もう一度,学部の基礎から復習してみよう ――
日時 9/18(水)9:00~11:30 (休憩10分)
会場 N302
大分類 6.薄膜・表面
内容 スマホからスパコン,そしていま話題のAI・ディープラーニングまで.その演算を支えるのは半導体デバイスである.デバイス動作の原理とは何か?これを半導体物理の基礎の復習から始めて,詳しく解説する.MOSFET動作の復習,Metal/半導体のコンタクトの理解(Fermi-level pinning 等の説明も含む).また,Floating gate memory の原理を,ホットエレクトロン現象発見当時のエピソードも絡めて解説.また、今後のAI・ディープラーニングへの展望についても一言.
講師名・講師略歴 柴田 直(東京大学名誉教授・工学博士)
1971年大阪大学工学部電子工学科卒.1974年大阪大学大学院・基礎工学研究科・物性学専攻を博士課程1年で中退,1974年東芝入社,東芝総合研究所でMOS集積回路の研究開発に従事.1978年~1980年,スタンフォード大客員研究員としてレーザアニールの研究.1986年東芝を退社し東北大学工学部電子工学科助教授に.低温半導体プロセスの研究から知能デバイスの研究を展開.1997年5月~2013年3月東京大学教授,“最先端半導体技術を用いて脳の機能をVLSIチップ上に構築する研究”を展開.2013年4月~2019年3月APEX/JJAP 専任編集長.応用物理学会フェロー,功労会員.
題目 X線光電子分光法のこれまでとこれから
日時 9/18(水)13:30~16:30 (休憩10分)
会場 E318
大分類 7.ビーム応用
内容 前半では“X線光電子分光法のこれまで”として世界と日本におけるXPSの始まりと急速な発展の歴史、表面・界面分析における役割と特徴、そしてXPSスペクトルから得られる情報について述べる。固体表面から放出される光電子は化学シフトなどの基底状態、交換分裂などの励起状態、そして光源のサテライトなどの実験装置の情報を含んでおり、それらの基礎過程と実例について詳述する。
後半では“XPSのこれから”として高輝度放射光などの光源、高機能入射電子レンズと位置敏感検出器を備えた電子エネルギー分析器の開発が可能とした準大気圧XPSや硬X線光電子分光法などについて解説する。新たなXPSの開発は観察対象・条件を広げるだけでなく、空間電荷効果などの新たな課題が生じていることを述べる。このようなXPS観察にともなう課題の原因と解決法を具体的に述べることにより、XPSを威力的な実験手法として活用していただくことを目的として講義する。本チュートリアルの内容をさらに勉強したい方は、参考書として高桑雄二編著「X線光電子分光法」(講談社, 2018年)をお勧めする。
講師名・講師略歴 高桑 雄二(東北大学多元物質科学研究所)
1982年東北大学大学院理学研究科物理学専攻単位修得退学、1982年東北大学電気通信研究所助手、1993年東北大学科学計測研究所助教授、改組により2001年東北大学多元物質科学研究所准教授を経て、2010年同教授。
題目 高温超伝導材料の合成と結晶成長
(化学的・構造的特徴、代表的な結晶成長法など)
日時 9/18(水)13:30~16:00 (休憩10分)
会場 E319
大分類 11.超伝導
内容 銅酸化物高温超伝導体の無機化合物としての特徴は、CuO2面を含む層状の結晶構造を有すること、構成元素数が多いこと、部分置換可能な元素も多いこと、金属組成と酸素組成に不定比性があることである。一方、超伝導体としての特徴は、臨界温度が高いこと、上部臨界磁場が高いこと(=コヒーレンス長が短いこと)、大きな電気的磁気的異方性を有すること、超伝導がd波対称であることである。これらの結果、結晶粒間の弱結合の課題が生じ、またピンニング力も本質的に弱い。加えて上記の不定比化学組成が超伝導特性に大きく影響する。このような高温超伝導体の性質は金属系超伝導体とは大きく異なり、材料開発の戦略や手法も異なる。高い臨界電流特性を高温超伝導材料で実現するには、まず結晶成長/結晶配向制御技術が不可欠であり、化学組成の精密制御も極めて重要な技術である。発見から30余年を経た現在、線材、バルク、薄膜として高温超伝導材料が使われ始めているが、これらは様々な基礎研究成果、材料化研究開発成果に立脚したものである。本講座ではこれらについてわかりやすく紹介し将来展望も述べる。
講師名・講師略歴 下山 淳一(青山学院大学理工学部)
1988年 東京大学大学院工学系研究科修士課程修了
1988年~1993年 旭硝子株式会社中央研究所勤務
(1991~1992年 科技庁金属材料技術研究所に派遣)
1993年 東京大学工学部 助手
1998年 東京大学工学部 講師
1999年 東京大学工学部 助教授
(2002年~2005年 JST さきがけ21研究員)
2015年 青山学院大学理工学部 教授
題目 有機半導体の基礎と応用
日時 9/18(水)9:00~11:30 (休憩10分)
会場 E319
大分類 12.有機分子・バイオエレクトロニクス
内容

有機半導体は有機EL、有機太陽電池、有機TFT等、次世代フレキシブルエレクトロニクスにおけるキーマテリアルです。トランスファー積分と再配向エネルギーに支配される分子性固体の性質とバンド伝導の境界でせめぎ合う有機半導体の研究には幅広い知識が必要です。本講座では、これまでの研究の積み重ねによって分かってきた有機半導体の電荷輸送、プロセス技術等の基礎について概観し、IoTセンサ等へ応用、将来展望について解説します。この分野で学び始めた学生の方、有機半導体の研究を始める企業の方、もう一度基礎から学ぶベテランの研究者の方、奮ってご参加ください。

講師名・講師略歴 竹谷 純一(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 物質系専攻)
1989 東京大学理学部物理学科 卒業
1991 東京大学理学系研究科物理学専攻(物性研究所) 修士課程 修了
1991-2006 財団法人電力中央研究所 研究員、主任研究員
2001 東京大学理学系研究科物理学専攻より学位 博士(理学)
2001-2002 スイス連邦工科大学(ETH)固体物理研究所 客員研究員
2005-2006 独立行政法人 理化学研究所 客員研究員
2005-2006 東北大学金属材料研究所 客員助教授
2006-2010 大阪大学理学研究科化学専攻物性物理化学研究室 准教授
2010-2013 大阪大学産業科学研究所 教授
2013- 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 教授 現在に至る

受講料(講義資料PDF含む)

社会人・学生(会員・非会員) 5,000円(税込)

※2018年春に価格を改定しました。

講義資料はデータでの配布となります。
事前申込者には9月11日(水)にテキストデータ用のURLとパスワードをお送りする予定です。
受講申込締切日の9月6日(金)以降の申込キャンセルはお受付できませんので、ご注意ください。

 

受講申込締切:2019年9月6日(金)
(定員に達し次第締切。締切日以降のキャンセルはできません。)

 

受講申込

ご注意
受講料は当日、チュートリアル会場前の「チュートリアル受付」にてお支払いください。(現金のみ)
残席がある場合に限り、当日受付を行います。