チュートリアル
開催方法
講義内容
題目 | ⾼温超伝導コイル:基礎技術と医療分野への応⽤を中⼼に (お申込みはこちら) |
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日時 | 9/8(火)13:30~16:00 (休憩10分) |
会場 | Z20 |
大分類 | 11.超電導 |
内容 | 超伝導コイルは、少ない電力で大空間に高磁場・良質な磁場を形成することができることから、核融合や電力貯蔵等の電力・エネルギー分野、リニアモータや船舶用・航空機用推進モータ等の交通・運輸分野、そして、MRIや医療用加速器等の医療分野など、その応用の期待される分野は多岐にわたっています。しかし、①超伝導固有の「常伝導転移に対するコイル保護」と、②「高い製造コスト」という2つの大きな障壁(ボトルネック)が応用拡大を阻んできました。本講義の前半では、講師が長年にわたり携わってきた超伝導コイル応用ための基礎・基盤技術について解説します。具体的には、優れた超伝導特性(高温・高磁場下での高い臨界電流特性)を有するREBCO系超伝導テープ線材の適用を前提とするコイル化技術開発における課題と対策について紹介したいと思います。後半では、近年、講師らが特に注力している超伝導コイルの医療応用である高磁場(~9.4T)全身用MRIと、がん治療用(核医学治療のためのα線放出RI生産用)加速器「スケルトン・サイクロトロン」に用いられるREBCO系高温超伝導コイルシステムの実現に向けたコイル化基盤技術開発の現状について紹介します。 |
講師名・講師略歴 |
⽯⼭ 敦⼠(早稲田大学) 1983年早稲田大学大学院理工学研究科博士課程電気工学専攻修了(工学博士)。1983年早稲田大学講師、1985年同助教授、1991年同教授。2007年~2010年早稲田大学先進理工学部長・先進理工学研究科長、2014年~2018年11月:早稲田大学理事(研究推進担当)など歴任。 |
題目 | グラフェンと2次元物質の基礎と2020年代の重点課題 (お申込みはこちら) |
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日時 | 9/8(火)13:30~16:00 (休憩10分) |
会場 | Z29 |
大分類 | 17.ナノカーボン |
内容 | 2004年発見、2010年にノーベル賞になったグラフェンは、2次元物質を代表する物質として世界で重点的に研究されています。海外では、2次元物質を研究する100-1000億円規模のプロジェクトが各国で動き、研究者だけでなく数千の企業も、プロジェクトに参入しています。さらに各プロジェクトの重要性が評価され、実用化を目指し2020年代も継続することが決まっています。日本の科学技術政策も2次元物質の重点化は必須といえます。このように世界が2次元物質に重点投資し、研究を推進するには明確な理由と目標があります。本チュートリアルでは、『グラフェンの話をよく聞くけど、今どうなって、何が重要で、何が課題か?知りたい!!』という大学や企業の研究者や大学院生を対象に、予備知識ゼロから説明します。2次元物質の世界が、いままでの3次元物質の世界と全く違うこと、そのために、『合成、評価、応用』と3つのステップにおいて新しい科学の概念と革新的な技術が必要で開発中です。この開発のために、分野を超えた多くの人の研究の融合と技術の集積が必要です。 |
講師名・講師略歴 |
齋藤 理一郎(東北大学理学研究科) 1985年東京大学理学系研究科物理学専攻修了、理学博士、1985年東京大学理学部助手、1990年電気通信大学電気通神学部助教授、2003年東北大学理学研究科教授、現在に至る。履歴の詳細は、下記 Web Page http://flex.phys.tohoku.ac.jp/~rsaito/ryakureki.html。本チュートリアルに関連した経歴:文部科学省新学術領域研究「原子層科学」領域代表(2013-2018)、JST CREST「二次元機能性原子・分子薄膜の創製と利用に資する基盤技術の創出」領域アドバイザー。著書:「フラーレン・ナノチューブ・グラフェンの科学」共立出版 |
題目 | プログラムコードを触って学ぶ機械学習 (お申込みはこちら) |
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日時 | 9/9(水)9:00~12:00 (休憩10分) |
会場 | Z09 |
大分類 | 合同セッションN 「インフォマティクス応用」 |
内容 | 機械学習を材料科学に応用した「マテリアルズインフォマティク」、評価・計測に応用した「計測インフォマティクス」など、機械学習を用いた研究開発は近年大きく注目されています。今後、機械学習の適用分野はさらに広がり、ますます身近な研究手法になると予想されます。本講義では、実際のプログラミングを通して、多変量回帰やニューラルネットワーク回帰などの機械学習手法を概観します。また、機械学習は非常に強力なツールである一方で落とし穴も多く、使い方を間違えると「性能が出ない」「間違った答えを導く」ことも多くあります。異分野研究者であった講師が機械学習応用を進める中で実際にはまった「落とし穴」なども交えながら、機械学習を応用する上での注意点も解説します。 対象:機械学習初心者。本講義の目標は、プログラムコードを触って機械学習を体験することです。 必要スキル:プログラミング言語はpythonを使用します。「四則演算を行い結果を表示する」程度のpython知識があると講義の理解が進みます。 コード:使用するコードは、講義資料掲載のURLからのダウンロードもしくは参加者へのメールにて配布します。 |
講師名・講師略歴 |
沓掛 健太朗(理化学研究所) 理化学研究所革新知能統合研究センター・研究員、名古屋大学未来材料・システム研究所・客員准教授、応用物理学会「インフォマティクス応用」新領域グループ代表、理学(博士)。2007年東北大学大学院理学研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員、東北大学金属材料研究所助教、京都大学大学院エネルギー科学研究科特定助教、東北大学金属材料研究所助教、さきがけ研究員、名古屋大学未来社会創造機構特任講師を経て2018年より現職。専門は結晶工学、機械学習。 |
申込方法
お申し込みはチュートリアル開催直前まで受け付けておりますが、なるべく早くお申込みの上、資料や視聴方法をご確認いただきますようお願いいたします。
日時が重なっていなければ複数の講座へのお申込みが可能です。1講座毎に5,000円が必要です。以下よりお申込みください。
9/8(火)13:30~16:00(休憩10分) | ⽯⼭ 敦⼠(早稲田大学)先生 | お申込みはこちら |
9/8(火)13:30~16:00 (休憩10分) | 齋藤 理一郎(東北大学理学研究科)先生 | お申込みはこちら |
9/9(水)9:00~12:00 (休憩10分) | 沓掛 健太朗(理化学研究所)先生 | お申込みはこちら |
後期予約:9月1日(火)~チュートリアル開始時刻まで
(定員に達し次第締切。講義資料ダウンロードURL送付後のキャンセルはできません。)
早期予約
(締切ました) |
8月31日(月)までに、こちらのHPの参加申込ボタンよりお申込みいただき、ご入金を完了させてください。
ご入金方法は、クレジットカード決済・コンビニ決済・ペイジー決済が利用できます。 銀行振込には対応しておりません。 決済完了メールにて、ウェブ会議室URLと会議室閲覧パスワードを送付いたします。 チュートリアル講義資料のダウンロードURLとパスワードを9月1日(火)に送付予定です。 資料のダウンロードは1回限りですのでご注意ください。 |
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後期予約
(当日可) |
9月1日(火)~チュートリアル開始時刻までに、こちらのHPの参加申込ボタンよりお申込みいただき、ご入金を完了させてください。
ご入金方法は、クレジットカード決済のみです。 銀行振込には対応しておりません。 決済完了メールにて、ウェブ会議室URLと会議室閲覧パスワード、チュートリアル講義資料のダウンロードURLとパスワードを送付いたします。 資料のダウンロードは1回限りですのでご注意ください。 ※資料のダウンロードができなかったり、配信映像が見れなかったりした場合の、見逃し配信は予定しておりません。当日チュートリアル開始直前直後にお問い合わせいただいた場合は、十分な対応ができない可能性があるので、チュートリアル開始直前ではなく、なるべく早くお申込みいただき、資料や視聴方法をご確認願います。 |
早期予約の方には9月1日(火)にチュートリアル講義資料のダウンロードURLとパスワードをお送りいたしました。
後期予約の方には決済完了メールにて、チュートリアル講義資料のダウンロードURLとパスワードを送付いたします。資料送付後の申込キャンセルはできませんので、ご注意ください。
受講料(講義資料PDF含む)
社会人・学生(会員・非会員) | 5,000円(税込) ※日時が重なっていなければ複数の講座へのお申込みが可能です。 ※1講座毎に5,000円が必要です。 |
聴講のみの学生は秋季学術講演会の参加費を無料としておりますが、チュートリアルを受講する場合はチュートリアルの受講料のお支払いが必要となります。
視聴方法
(1)参加するチュートリアルの「お申込みはこちら」をクリックしてください。
(2)チュートリアル申込ページが開きますので、必要項目を入力してください。
(3)入力と支払いを完了させていただきますと、ご登録いただいたアドレスに、「第81回応物 秋季講演会 <no-reply@zoom.us>」より、「第81回秋講演会チュートリアル ○○ ○○先生 参加用リンク」というタイトルで、チュートリアル参加用リンクを記載したメールをお送りいたします。こちらのメールをチュートリアル当日まで保存願います。
※メールが届かない場合はmeeting@jsap.or.jpまでご連絡ください。
(4)チュートリアル開始時刻になりましたら、メールに記載のリンクより、ご入室ください。
Zoomのウェブ会議システムを利用して開催予定です。
Zoomをインストールせずとも、ウェブブラウザからの参加も可能です。
また、視聴にあたり、Zoomの有料契約を結んでいただく必要はありません。チュートリアル参加費のみで視聴が可能です。
詳細は以下をご参照ください。
チュートリアルマニュアル ※7月16日更新