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チュートリアル

チュートリアル(ショートコース)一覧

開催日:2015年9月13日(日) 9:00~12:10(休憩10分)
※すべてのチュートリアルが同日同時刻に開催されます。

題目

はじめての光学
-光の基礎からプラズモニクスまでー

会場 2H
内容 講師名・講師略歴

光学の基礎から近接場光学、プラズモニクスまでの基礎を初心者向けにわかりやすく回折する。

  1. 光の伝搬と波数ベクトル
  2. 反射、屈折と全反射によるエバネッセント波の発生
  3. 回折によるエバネッセント波の発生
  4. 光学顕微鏡回折限界
  5. プラズモンの基礎と応用

などについて、図を多用し、わかりやすく解説する。

川田 善正 (静岡大学 電子工学研究所)

工学博士. 1992年大阪大学工学部応用物理学科助手, 1995年AT&T(現Lucent Technologies) Bell研究所客員研究員, 1997年静岡大学工学部機械工学科助教授を経て, 2005年より静岡大学工学部機械工学科教授, 2013年より改組により静岡大学電子工学研究所教授, 現在に至る. レーザー顕微鏡, 3次元結像光学, フォトリフラクティブ光学, 3次元光メモリ, 非線形光学などの研究に従事. 1996年応用物理学会日本光学会光学論文賞, 2007年文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門), 2013年Optical Society of America (OSA) Fellow, 2014年中谷賞大賞受賞.  2014年〜静岡大学卓越研究者. 2015年4月〜工学部副学部長.

題目

知的テラヘルツ計測

会場 2M
内容 講師名・講師略歴

A. 高速THzイメージング

  • 2次元時空間THzイメージング
  • THzトモグラフィー
  • THzカラースキャナー
  • THzコンピューティッド・トモグラフィー

B. THzコム計測

  • THzコム
  • THzスペクトラム・アナライザー
  • デュアルTHzコム分光法
  • THzシンセサイザー
安井 武史(徳島大学大学院 ソシオテクノサイエンス研究部)
1997 徳島大学大学院工学研究科(博士後期課程)修了 博士(工学)
徳島大学サテライト・ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー 博士研究員
通産省工業技術院計量研究所 博士研究員
1999 大阪大学大学院基礎工学研究科 助手
2007 仏ボルドー第1大学 招聘教授(兼任)
2010 独マールブルク・フィリップス大学 招聘研究員(兼任)
徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部 教授
大阪大学大学院基礎工学研究科 招聘教授(兼任)
仏リトラル・コート・ド・パール大学 招聘教授(兼任)
2012 仏ボルドー第1大学 招聘教授(兼任)
2013 奈良県立医科大学 論文博士(医学)
現在に至る
専門は、テラヘルツ計測、非線形光学顕微鏡、光コム、レーザー制御
題目

超伝導エレクトロニクス -”超伝導とは”から”量子アニーリング”まで-

会場 2U
内容 講師名・講師略歴

科学技術の進展により、超伝導エレクトロニクスだけが実現できる高い性能が強く求められる時代になってきている。完全導電性、完全反磁性、ジョセフソン効果、巨視的量子効果などの超伝導体の特異な性質がどのように各種デバイスに展開されているかを説明する。 また、超伝導デバイスはマイクロ波通信、材料分析、宇宙探索、量子暗号通信、地質探査、医療診断、非破壊検査、デジタル回路、量子アニーリングなどの様々な応用で既存技術を圧倒する性能を示しており、 それらの現状とこれからの研究方向について解説を行う。

日高 睦夫(産総研)
1980 九州大学理学部物理学科卒業
1982 九州大学総合理工学研究科情報システム学専攻修士課程修了
1982 日本電気マイクロエレクトロニクス研究所、基礎研究所にて超伝導デジタル回路研究に従事
1990-1991 アリゾナ州立大学客員研究員
1998 博士(工学)
2002 (財)国際超電導産業技術研究センター超電導工学研究所低温デバイス開発室長
2013 産業技術総合研究所ナノエレクトロニクス研究部門 上級主任研究員
題目

応物参加者のための元特許庁審査官による特許入門
~特許審査のポイント~

会場 1B
内容 講師名・講師略歴

近年、応用研究はもとより、基礎研究においても特許権取得を意識することが求められています。そのため、特許出願や拒絶理由通知への対応を経験されたことがある応物参加者は多いと思います。 また、未だ特許出願の経験が無い応物参加者も、将来、これらを経験することがあるでしょう。そこで、本チュートリアルでは、一般的な特許知識を概説した後、特許出願から特許権取得に至るプロセスのポイントや留意点等を、特許審査官の経験を基に解説します。 特に、特許審査に関しては、事例を基にしながら、審査官の頭の中を体験的に理解できるよう説明します。 こちらからチュートリアルの講演内容に関する希望調査にご協力ください。

渕 真悟(青山学院大学 理工学部 電気電子工学科)
1999 名古屋大学大学院工学研究科 博士前期課程修了
1999 特許庁入庁
2002 名古屋大学大学大学院工学研究科 博士後期課程短縮修了
2003 審査官昇任
2006 名古屋大学大学院工学研究科 助手
2007 名古屋大学大学院工学研究科 助教
2013 青山学院大学理工学部 准教授
化合物半導体量子構造やガラス蛍光体などの研究開発に従事.
受講料(テキスト含む)
一般会員 4,000円(税込)
学生(会員・非会員) 2,000円(税込)
非会員 6,000円(税込)
受講申込締切: 2015年9月8日(火)